その他 電磁波:エネルギーの波
電磁波は、空間を伝わるエネルギーの波です。電気の性質と磁気の性質、この両方の性質を合わせ持つ不思議な波と言えるでしょう。波のように振動しながら、光の速さで空間を進んでいきます。私たちの身の回りには、実に様々な種類の電磁波が存在しています。例えば、太陽の光も電磁波の一種です。私たちは太陽の光のおかげで、明るい世界を見ることができ、植物は光合成を行うことができます。目に見える光以外にも、たくさんの電磁波が私たちの周りに存在しています。電磁波には、波長と周波数という二つの大切な性質があります。波長とは、波の山から山、あるいは谷から谷までの距離のことを指します。波の山と山の間隔が狭ければ波長は短く、間隔が広ければ波長は長くなります。もう一つの性質である周波数とは、一秒間に繰り返される波の数のことです。波が短い時間に何度も繰り返されれば周波数は高く、繰り返される回数が少なければ周波数は低くなります。この波長と周波数は、電磁波の種類を区別する重要な要素です。波長が短い電磁波はエネルギーが高く、反対に波長が長い電磁波はエネルギーが低いという性質があります。例えば、ガンマ線やエックス線などは波長が非常に短く、エネルギーが高い電磁波です。医療現場でエックス線写真に使われるように、物質を透過する力も強くなります。一方、ラジオ波などは波長が長く、エネルギーが低い電磁波です。携帯電話やテレビ放送など、情報通信の分野で広く利用されています。このように、電磁波は私たちの生活に欠かせないものとなっています。電子レンジで食品を温めたり、携帯電話で連絡を取り合ったり、テレビで番組を視聴したりと、様々な場面で電磁波が活躍しています。
