その他 MSK震度階:知られざる地震の尺度
地震の揺れの強さを示す尺度として、震度階があります。日本では、気象庁が定めた0から7までの8段階の震度階が用いられています。0はほとんどの人が揺れを感じない程度であり、最大規模である7は家屋の倒壊や山崩れなど甚大な被害が発生する非常に強い揺れを表します。気象庁震度階級は、体感や周囲の状況、建物の被害状況などをもとに総合的に判断されます。震度1では、屋内にいる一部の人がわずかに揺れを感じる程度です。震度2では、屋内にいる多くの人が揺れを感じ、電灯などの吊り下げ物がわずかに揺れることがあります。震度3では、屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、電灯などが大きく揺れます。震度4では、ほとんどの人が驚き、棚の食器が音を立てたり、眠っている人が目を覚ますこともあります。震度5弱では、棚の食器が落ちたり、固定されていない家具が移動することがあります。震度5強では、壁にひびが入ったり、窓ガラスが割れるなどの被害が出始めます。震度6弱では、耐震性の低い住宅では倒壊するものも出てきます。震度6強では、耐震性の高い住宅でも倒壊するものが出てくるほか、地割れや山崩れが発生する地域もあります。そして、震度7では、ほとんどの住宅が倒壊し、崖崩れや地すべりなどが広範囲に発生します。この震度階は、地震発生直後に速報として伝えられるため、緊急地震速報と合わせて活用することで、身を守るための行動をとる貴重な判断材料となります。例えば、震度5弱以上と予想された場合は、テーブルの下に隠れる、丈夫な家具のそばに移動するなど、身の安全を確保するための行動をとることが重要です。また、震度6弱以上と予想された場合は、揺れがおさまった後、火の始末の確認や避難経路の確保など、二次災害への備えを万全に行う必要があります。日本では気象庁震度階級が広く使われていますが、世界には様々な震度階が存在し、国や地域によって採用されているものが異なります。それぞれの震度階は、その地域の地震の発生頻度や建物の構造などを考慮して定められています。世界の様々な震度階について知ることは、防災意識を高め、国際的な災害支援の理解を深める上でも重要です。
