皮膚炎

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乾性皮膚炎:放射線による影響

乾性皮膚炎とは、皮膚に水分を多く含んだ変化を伴わない、いわゆる湿疹のような見た目ではない皮膚の炎症です。皮膚が赤くなったり、腫れあがったりした後、皮膚の表面が乾燥して剥がれ落ちてきます。この乾燥して剥がれ落ちる状態を乾性落屑と言い、皮膚の最も外側にある表皮の細胞が減少し、皮膚が通常の状態よりも硬くなることで起こります。乾性皮膚炎は様々な要因で引き起こされますが、その一つとして放射線の被ばくがあります。放射線によって引き起こされる乾性皮膚炎は、放射線を浴びてから3週間から6週間後に症状が現れることがあります。日常生活で浴びる程度の少量の放射線では、このような皮膚炎が起こることはほとんどありません。しかし、医療行為で放射線治療を受けたり、原子力発電所の事故のような事態で大量の放射線を浴びた場合には、乾性皮膚炎に注意が必要です。放射線以外にも、冬の空気の乾燥やエアコンの風による皮膚の乾燥、加齢による皮脂分泌の減少、熱い湯への入浴、ナイロンタオルなどによる過剰な摩擦、栄養の偏り、アトピー性皮膚炎なども乾性皮膚炎の原因となります。これらの要因が重なることで、症状が悪化することもあります。皮膚に赤み、腫れ、かゆみ、ひび割れ、落屑などの変化に気づいたら、速やかに皮膚科の医師に相談することが大切です。自己判断で市販薬を使用したり、民間療法を試したりすることは避け、専門家の指示に従って適切な治療を受けるようにしましょう。早期に適切な治療を開始することで、症状の悪化を防ぎ、皮膚の健康を保つことができます。医師の診察を受ける際には、いつ頃から症状が現れたのか、どのような時に症状が悪化するのかなど、症状について詳しく伝えるようにしましょう。また、普段使用している化粧品や石鹸、洗剤なども、症状に影響を与えている可能性があるため、医師に伝えるようにしてください。